
くまニキLedger Staxって買う価値あるのかな?実際に使っている人の率直なレビューが知りたい。
紫乃わたしが買ってから約1年使ったから、この記事で徹底レビューするね。
Ledger Staxは、Ledger製品の中でもっとも価格が高く、「本当にこの値段を出す価値があるのか?」と迷う人が多いデバイスです。
デザイン性の高さやE Ink(イーインク)ディスプレイ、ワイヤレス充電といった特徴は魅力的に見ます。
一方で、Nano XやNano S Plusと比べて何がどれほど違うのか、実際の使い勝手が分からず購入をためらっている方もいると思います。

結論から言うと、Ledger Staxはすべての人におすすめできるウォレットではありません。
しかし、使い方や目的がハマる人にとっては、これまでのLedgerにはなかった満足感を得られるデバイスです。
わたしはLedger Staxを、発売後に在庫が安定したタイミングで購入し、約1年間メインウォレットとして実際に使ってきました。
高級感のあるデザインと所有感、署名内容の視認性の良さ、薄さ・軽さによる持ち運びやすさなど、使っていて「これは確かに今までのLedgerと違う」と感じる点がいくつもあります。
一方で、操作感については、スマホのようなサクサクした反応を想像していると、少し戸惑う場面もありました。
セキュリティ面ではEAL6+認証のSecure Elementを搭載しており、暗号資産を安全に保管するという目的においては、Ledgerシリーズの中でも最高クラスの信頼性を持っています。
この記事では、Ledger Staxを約1年間使って感じたリアルな使用感と、他モデル(Nano X/Nano S Plus)との違いを、良い点・惜しい点の両面から正直にレビューします。
- Ledger Staxを約1年使って分かった実際の使い勝手
- Nano X/Nano S Plusと比べたときの違い
- Ledger Staxが向いている人・向いていない人

Ledger Staxを約1年使ってわかった結論
1年間使ってみて感じたのは、「ハマる人には最高だが、ハマらない人には微妙」という極端な特徴を持つデバイスだということです。
高級感・薄さ・フラットな形状・所有感など、ハードウェアとしての完成度はLedgerシリーズの中でも群を抜いています。
とくに強く感じたのは、署名内容(クリア署名)の見やすさが圧倒的に優れているという点です。
この画像はLedger Staxで署名する際の実際の画面です。

Ledger Staxは、画面が大きく広い表示領域で文字がはっきり見えるため、取引内容の確認がしやすく、Nanoシリーズよりも安心感があります。
誤送金リスクを避けたい人にとって、この“見やすさ”は大きなメリットです。
一方でデメリットとして強く感じたのは、E Ink(イーインク)特有の画面の遅さです。
画面が切り替わるたびにワンテンポ待つ感覚があるため、操作スピードを重視する人には向きません。
結論をまとめると、
- デザイン・視認性(クリア署名)を重視する人には強くおすすめできる
- 操作レスポンスやコスパを重視する人にはNanoシリーズの方がおすすめ
というのが、約1年使って得られた正直な感想です。
ここからは、なぜこの結論に至ったのかを項目ごとに整理していきます。
Ledger Staxが優れていると感じたポイント
結論として、Ledger Staxは“デザイン性と署名時の視認性”を重視する人には非常に魅力的なデバイスです。
理由は、Ledger Staxが大きめのE Inkディスプレイを採用しており、画面の見やすさがNanoシリーズとはまったく違うからです。
特に、署名時の取引内容が一度に広く表示される“クリア署名”はLedger Staxの大きな強みで、アドレスや金額を確認する際に迷いにくいと感じました。
また、薄い本体・カーブしたディスプレイ・洗練された外観など、デバイスの完成度もとても優秀です。
純正アクセサリーの マグネットシェル もよくできており、Ledger Stax本体を傷から守りつつ、見た目を損なわないフィット感があります。
「見やすさ」「美しさ」「所有感」を求める人にとって、Ledger Staxは他モデルには代えがたい魅力があります。
Ledger Staxで気になった点
一方で、操作レスポンスを重視するならLedger Staxは注意が必要です。
Ledger StaxはE Inkを採用しているため、どうしても画面の書き換え速度が遅く、タッチ操作の反応もワンテンポ遅れます。
たとえば署名画面の切り替えやボタンを押した直後の画面更新など、Nano Xと比べると明らかに待ち時間を感じる場面があります。
スマホの液晶のようなサクサク感は無いので、この“遅さ”が積み重なってストレスになる可能性があります。
「見やすさ」より「操作スピード」を優先したい人は、StaxよりNano S PlusやNano Xのほうが快適に操作できます。
総合的にみたLedger Staxの立ち位置
Ledger Staxは、Ledgerシリーズの中でもはっきりと“個性が尖ったモデル”です。
- デザイン性・視認性・所有感 → シリーズ最高レベル
- 操作レスポンス・スピード → Nanoシリーズに劣る
この構図が明確なので、何を優先するかで評価が大きく変わるデバイスといえます。
逆に言えば、自分の使うシーンが明確なら、Ledger Staxは非常に選びやすいモデルです。
- 視認性やデザイン重視 → Stax
- 署名スピード重視 → Nano X
- 価格の安さ重視 → Nano S Plus
という選び方が最もしっくり来ると感じています。
Ledger Staxはとても高価なモデルなので、デザインや所有感に惹かれていない方には正直おすすめできません。
Ledger Staxを実際に使ってわかったこと
ここからは、Ledger Staxを実際に約1年使って感じたポイントをまとめていきます。
ホームページの情報だけではわからない使っていて良かった点・気になった点やリアルな使い心地など、実体験にもとづいたレビューを書いていきます。
デザインと質感について
Ledger Staxを手に取ってまず感じたのは、見た目の完成度がシリーズの中でも圧倒的に高いということです。

フラットでとても薄い筐体、カーブしたE-Inkディスプレイ、側面の質感など、ウォレットのデザイン性は非常に洗練されています。
わたしは他のLedger Nanoシリーズも3つ持っていますが、Nanoシリーズはどちらかと言えば実用性重視の小型デバイスという印象です。
それに対して、Ledger Staxはまったく別物の印象で、高級感やプロダクトとしての美しさが強く感じられるデバイスです。
また、薄くフラットな形状は持ち運びやすさにも直結しており、バッグやポケットに入れてもかさばらず、邪魔に感じません。
デスクの上に置いたときも“機械っぽさ”が主張せず、どこに置いても馴染むデザインです。
さらに、付属のマグネットシェル(純正アクセサリー)を付けて運用できる点も便利です。
日常的に取り付けていても厚みがほとんど増えず、Stax本体を傷から守りながら持ち運べます。

Ledger Staxの専用品ならではのフィット感で、見た目を損なわず、しっかり保護できるのも嬉しいポイントです。
総合的に、Ledger Staxのデザインと質感は「ハードウェアウォレットでも見た目と所有感を大事にしたい」という人にとって、大きな魅力になる部分だと感じています。
使って感じたメリット・デメリット
Ledger Staxを1年間使って感じた最大のメリットは、取引内容の視認性の高さ(クリア署名) です。
画面が大きく文字がはっきりしているため、アドレスや金額が一度に確認でき、誤送金の不安がかなり減りました。
Nanoシリーズでは細かい文字をスクロールしながら読む必要がありますが、Staxではそのストレスがありません。
また、待ち受けに好きな画像やNFTを設定できる点もLedger Staxならではの楽しさです。
ウォレットを“自分らしく”カスタマイズできるので、自分だけの1台に仕上がり愛着が湧きます。
ディスプレイ側面のカーブした部分には任意の文字を表示させることができ、待ち受け画面同様にオリジナリティが出せます。
Qiワイヤレス充電に対応しており、充電ケーブル無しでデスク上で気軽に充電できる点も、日常的な使いやすさにつながっています。
そして、充電の持ちがとても良いのも魅力的です。
E Inkというディスプレイはかなり省電力に設計されているので、Ledger Stax本体の充電頻度はかなり少なく済みます。
紫乃使用頻度によっては週1回の充電でも十分に使い続けることが可能です。
一方でデメリットとしては、やはり E Ink特有の反応の遅さ が気になりました。
画面切り替えやタッチ操作の反応がワンテンポ遅れ、署名画面や設定操作では待ち時間を感じることがあります。
この部分が、省電力とトレードオフの関係ということですね。
普段Ledger Nanoシリーズを使っていると、このもっさり感はどうしても比較対象になってしまいます。
また、待ち受け画像についても、設定できることは魅力的なものの、表示がかなり薄くなるため、思ったように表示されない点は残念でした。
紫乃実際に設定した写真です。実際の画面を見るととても薄いですよね。

E Inkの仕組み上これは仕様に近いもので、綺麗に見せるためには、設定する画像を事前にイラストソフトなどで濃く編集する必要があります。
直前の画面が薄く残像のように残ることもあります。
使っていて致命的ではありませんが、“E Inkの特徴を理解した上で使う必要がある” と感じました。
また、日本語に対応していない点もデメリット です。
英語表示そのものはそこまで難しくありませんが、初めての人にとっては覚えるまでに少し時間がかかるかもしれません。
総合的に、Ledger Staxは
- 視認性の高さ
- カスタマイズ性(待ち受け画像・側面文字)
- デザイン性と所有感の高さ
といった独自の魅力があり、使うたびに“Staxならではの楽しさ”があります。
その一方で、
- 画面の遅さ
- 残像・淡い表示
- 日本語非対応
といった独自の弱点もはっきりしているため、
「視認性とデザインを取るか、操作スピードを取るか」で評価が分かれるデバイスだと感じました。
操作性について
Ledger Staxの操作感は、一言で言えば “ゆっくりめ” です。
これはメリット・デメリットの項目でも触れましたが、Ledger Staxが採用している E Ink ディスプレイの特性によるものです。
E Inkディスプレイは省電力かつ視認性が高い反面、描画速度が遅いという特性があります。
そのため、
- アプリ切り替え
- タップ後の反応
- 連続操作
このような操作をする際に、小さな待ち時間 が積み重なります。
実際に使っていると、アプリの切り替えやタップ後の画面更新に「少し待つ」感覚があり、スマホのようなサクサク感はありません。
特に Nano X や Nano S Plus と比較すると、この差は明確です。
Nanoシリーズは OLED(有機EL)ディスプレイを採用しているため、画面の描画・更新が非常に速い という特徴があります。
その結果、表示の切り替えがスムーズで、操作がリズムよく進む印象があります。
総合すると、
- サクサク操作 → Nanoシリーズが有利
- 落ち着いて正確に確認 → Staxが有利
というバランスです。
ただし、署名時の“操作そのもの”についてはメリットもあります。
画面が大きいことで、タッチするボタンや確認画面が押しやすく、クリア署名も読みやすいため、落ち着いて内容を確認できます。
スピードよりも “正確に確認できる安心感” を重視したい人にとっては、Staxの落ち着いた操作性はむしろ扱いやすいとも感じました。
Ledger Staxは「サクサク操作したい人には不向きだが、視認性と確認のしやすさを優先する人には十分使いやすい」というバランスに仕上がっていると思います。
実際、使い続けると遅さには徐々に慣れていき、そこまでストレスは感じなくなりました。
どのモデルを買うべきか
ここまで Ledger Stax の特徴を中心にレビューしてきましたが、最終的に「どのモデルを選ぶべきか」は、人が重視するポイントによって大きく変わってきます。
Ledgerシリーズには Stax 以外にも Nano X や Nano S Plus があり、それぞれに明確な強みがあります。
ここでは、比較表の内容も踏まえつつ、用途別にどのモデルが最適なのか を整理していきます。
Ledger Staxを選ぶべき人
① 署名内容の“見やすさ”を重視する人
Stax最大の強みは クリア署名(署名内容の視認性の高さ) です。
画面が大きく、文字がはっきりしているので、アドレスや金額の確認が圧倒的にしやすく、誤送金の不安がかなり減ります。
頻繁に送金やNFTの操作をする人にとって、この“見やすさ”は大きな安心材料です。
② デザイン・所有感を大事にする人
Ledger Staxはハードウェアウォレットの中でもデザイン性が突出しており、薄さ・フラットさ・E Inkの質感など、ガジェットとしての完成度が非常に高いモデルです。
見た目にこだわりたい“持っていて気分が上がる”デバイスを使いたいこういう人には Stax はぴったりです。
③ 自分好みにカスタマイズしたい人
Ledger Staxは待ち受け画面に好きな画像やNFTを設定できたり、側面のカーブ部分に文字を表示できたりと、カスタマイズ性の高さ も魅力のひとつです。
「自分だけのウォレットを持ちたい」という人には、この自由度は大きなメリットです。
④ ケーブルを抜き差ししたくない人
ワイヤレス充電(Qi充電)に対応しているため、デスクに置いておくだけで充電できます。小さなことですが、毎日の使いやすさは大きく変わります。
別モデルを選ぶべきケース
① 操作のスピードを最優先する人(=Nano S Plus / Nano X)
Nanoシリーズは OLED(有機EL)ディスプレイによる高速描画 により、画面の切り替えや操作のレスポンスが非常に速いのが特徴です。
- DeFi で操作が多い
- サクサク操作したい
- 画面遷移を待つストレスを避けたい
こういう人は Nanoシリーズを選ぶと後悔しません。
② コスパ最優先の人(=Nano S Plus / Nano X)
Ledger Staxは 68,299円 と、ハードウェアウォレットの中でもかなり高額なデバイスです。
最大のウリである「見やすさ」「デザイン性」に魅力を感じない場合は、ここにコストを払う必要はありません。
- Nano S Plus:12,499円
- Nano X:26,499円
- Stax:68,299円
価格帯を考えると、暗号資産を安全に保管するという目的だけなら Nanoシリーズで必要十分です。
特に Nano S Plus は価格と性能のバランスが非常に良く、「まず最初の1台を持ちたい」という人には最適です。
③ コスパ・大画面重視(=Flex / Nano Gen5)
Ledger Staxと同じように大きなE Inkのディスプレイを採用した廉価版モデルが2種類あります。
薄い筐体や、カーブしたディスプレイなどの高級感はありませんが、大きな画面に魅力を感じる方にはおすすめです。
- Nano Gen5:30,599円
- Flex:42,599円
- Stax:68,299円
Ledger公式サイトから購入すべき理由
Ledger製品は公式サイトから購入するのが最も安全です。
これは、ハードウェアウォレットは「中身が改ざんされていないこと」が何より重要だからです。
フリマアプリの中古品や非公式のショップから購入すると、内部パーツのすり替え・事前セットアップ済み・秘密鍵の抜き取りなどのリスクがあります。
実際に、フリマアプリ経由で購入したウォレットが既にセットアップされており、それを不審に思わず使用してしまったユーザーが暗号資産を盗まれた事例もあります。
こうした可能性があるため、Ledger社も「第三者経由の購入は絶対に避けてください」と明確に警告しています。
公式サイトから購入することでこうしたリスクを回避できますので、「必ず新品を公式サイトから購入する。」ことを徹底しましょう。
まとめ:Ledger Staxはどんな人に向いているか
Ledger Staxは、“画面の見やすさとデザイン性を重視する人” にもっとも向いているモデル です。
操作のテンポは速くありませんが、その分クリア署名による視認性の高さや、所有感を満たすデザイン性は他モデルにはない魅力があります。
さらに、待ち受け画面にNFTなどの画像を設定したり、側面のカーブ部分に名前を表示したりと、自分だけのウォレットにカスタマイズできる楽しさもStaxならではの要素です。
一方で、操作レスポンスの速さを重視する人には Nano S Plus や Nano X が適しています。
また、必要十分な性能を低コストで求める場合は Nano S Plus が最もコスパが高い選択です。
Nano S PlusはiPhoneでは使用できないことに注意が必要です。
携帯性や軽量性を重視する人には少し安価に買える Flex や Nano Gen5 も有力候補になります。
最終的には、
- 視認性・デザイン・所有感を重視 → Stax
- 視認性・コスパ重視 → Flex / Nano Gen5
- 価格を抑えたい → Nano X / Nano S Plus
という基準で選ぶのがおすすめです。
なお、Ledger製品を購入する際は、改ざんリスクや非正規品の危険性を避けるため、必ず公式サイトから購入することを強く推奨します。
セキュリティデバイスは“どこで買うか”も非常に重要なポイントです。











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