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紫乃
shino.eth
このブログでは、暗号資産のハードウェアウォレットに関する情報を重点的に解説しています。

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Cryptoの世界では何を信用すべき?|コントラクトアドレス入門

what-to-trust-in-crypto

暗号資産の世界では、見た目が本物っぽい偽物のトークンやNFT、偽サイトが数多く存在しています。

名前やロゴ、有名そうな雰囲気だけでは、本物かどうかを判断できない場面も少なくありません。

表示を信じて操作した結果、詐欺トークンを掴んだり、意図せず危険なコントラクトに対して承認を与えてしまう場合もあります。

初心者ほど「何を基準に信用すればいいのか分からない」と感じやすいのが、この世界の難しさです。

結論から言うと、暗号資産の世界で信用の基準にすべきなのは、名前や見た目ではなくコントラクトアドレスです。

トークンやNFTの正体は、どのコントラクトアドレスに紐づいているかで決まります。

同じ名前でも、コントラクトアドレスが違えば別物です。

この考え方を知っているだけで、少なくとも「よく分からないまま事故る」可能性はかなり減ります。

少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、仕組みを細かく理解する必要はありません。

大切なのは、偽物に引っかからないために「どこを見て判断すればいいのか」という視点を持つことです。

この記事では、初心者が最低限押さえておきたい考え方と確認ポイントを、できるだけシンプルに解説します。

この記事でわかること
  • コントラクトアドレスとは何か、その基本的な考え方
  • 暗号資産ではなぜ名前や見た目だけを信用すると危険なのか
  • 安全性を高めるために、最低限どこを確認すべきか
紫乃

それでは解説をはじめます!

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この記事の内容

なぜ暗号資産は名前で判断できないのか

暗号資産には、名前やシンボル、アイコンといった、パッと見でどのコインかを判別できる表示がいくつかあります。

暗号資産を始めたばかりの頃は、こうした名前やシンボル、アイコンなどの有名そうな雰囲気を基準に判断してしまいがちです。

しかし、暗号資産の世界では、名前や見た目がそのまま「中身の信頼性」を保証するわけではありません。

表示が本物っぽく見えても、中身がまったく別の偽物だったというケースは珍しくありません。

なぜ名前だけでは判断できないのか、その理由を順番に整理していきます。

名前とシンボルは自由に付けられる

暗号資産のトークンやNFTには、名前やシンボルが設定されていますが、これらはトークンの発行者が自由に設定することができます。

そのため、有名なトークンと同じ、またはよく似た名前やシンボルを名乗ることも可能です。

見た目が似ていても、その中身が本物である保証はありません。

つまり、表示されている名前だけを見て判断するのは、 暗号資産の世界ではとても危険だということです。

公式っぽい見た目はかんたんに作れる

ロゴや配色、説明文などを本物そっくりに作ることは難しくありません。

公式サイトやマーケットの画面を真似たUIも、比較的かんたんに用意できます。

そのため、「公式っぽい」「よくできている」という印象だけでは、 本物かどうかを見分けることはできません。

見た目が整っているほど安心してしまう点が、暗号資産の落とし穴です。

コントラクトアドレス

名前や見た目だけでは判断できない理由を理解したところで、 次に押さえておきたいのが「コントラクトアドレス」です。

少し難しそうに感じるかもしれませんが、 コントラクトアドレスの仕組みを細かく理解する必要はありません。

まずは、偽物に引っかからないために「何を確認すべきか」という視点を持つことが大切です。

トークンやNFTの正体は「コントラクトアドレス」

暗号資産のトークンやNFTは、それぞれ特定のコントラクトアドレスに紐づいて存在しています。

コントラクトアドレスは、ブロックチェーン上で重複することがないため、同じものが二つ以上存在することは絶対にありません。

名前やシンボルのように後から似せることもできないため、トークンやNFTを確実に区別することができる、唯一の情報です。

そのため、トークンやNFTが本物かどうかを判断する際の、最も信頼できる基準になります。

同じ名前でも中身は別物

ここまでで解説したとおり、トークンやNFTの正体は名前やシンボル、アイコンなどではなく、”どのコントラクトアドレスに紐づいているか”です。

表示されている名前やシンボルが同じであっても、コントラクトアドレスが違えば、まったく別のトークンやNFTです。

見た目が同じだからといって安心できるわけではありません。

本物とよく似た名前やアイコンを使ったトークンでも、 コントラクトアドレスが異なれば中身はまったくの別物なのです。

だからこそ、名前や見た目だけで判断せず、「どのコントラクトアドレスのものか」を確認することが重要になります。

この確認をするかどうかで、リスクは大きく変わります。

初心者が守るべき確認ルール

ここまでで、暗号資産は名前や見た目だけでは判断できないこと、そしてトークンやNFTの正体がコントラクトアドレスにあることを解説しました。

では、実際にどのような点を意識すれば、トラブルを避けやすくなるのでしょうか。

公式アドレスを一次情報で確認

最初に確認したいのは、そのトークンやNFTの正式なコントラクトアドレスです。

ここで重要なのは、必ず「一次情報」から情報を得たうえで確認することです。

一次情報とは、公式サイトや公式ドキュメント、公式SNSなど、運営自身が発信している情報のことを指します。

ウェブで検索結果の上位に出てきたサイトや、第三者が発信している情報を頼りにすると、誤ったアドレスに誘導されるリスクがあります。

少し手間でも、公式がアナウンスしているコントラクトアドレスを自分自身で確認する習慣を持つことがとても大切です。

重要操作はコントラクトアドレスまで見る

送金やスワップ、NFTの売買、承認といった重要な操作を行う際は、表示されている名前やアイコンだけで判断しないようにしましょう。

その操作が、どのコントラクトアドレスに対して行われるのかを確認することが重要です。

大切なことなので何度も言いますが、名前が同じでもコントラクトアドレスが違えば中身は完全に別物です。

重要な操作ほど、「このコントラクトアドレスは本当に公式のものか」という視点を持つだけで、リスクを大きく下げることができます。

分からない場合は署名しない

操作の途中で表示される内容がよく分からない場合には、無理に進めず、一旦立ち止まることが大切です。

特に承認(Approve)の署名は、内容を理解しないまま行うべき操作ではありません。

「よく分からないけれど進まないといけない」という状況は、暗号資産の世界では非常に危険なサインです。

少し調べる、信頼できる詳しい人に確認する、時間を置くといった選択をすることで、トラブルを避けられるケースは多くあります。

どこを見て確認すればいいか

コントラクトアドレスが重要だと分かっても、「じゃあ実際にどこを見ればいいの?」と迷う人は多いと思います。

ここでは、初心者がまず押さえておきたい確認先を整理します。

難しい操作は必要ありません。

見る場所を間違えないことが大切です。

公式サイト・公式SNS

もっとも基本になるのが、プロジェクトの公式サイトや公式SNSです。

多くの場合、トークンやNFTのコントラクトアドレスは、公式サイトや公式ドキュメント、公式の固定ポストなどに明記されています。

検索結果の上位に出てくるサイトや、第三者がまとめた情報だけを信用するのは避けましょう。

「公式がどこで、何を案内しているか」を自分で確認することが重要です。

ブロックチェーンエクスプローラ

公式が示しているコントラクトアドレスは、ブロックチェーンエクスプローラで確認することができます。

イーサリアム系であれば、Etherscanなどが代表的です。

ブロックチェーンエクスプローラでは、そのアドレスが実際に存在しているか、また公式情報と一致しているかを誰でも確認できます。

この段階では、細かい数値や専門的な内容を理解する必要はありません。

まずは「どこを見れば確認できるのか」を知ることが大切です。

Etherscanの具体的な見方については、ここから少し深堀して解説します。

Etherscanでコントラクトアドレスを確認する方法

ブロックチェーンエクスプローラは、 コントラクトアドレスが本物かどうかを確認するために使える重要なツールです。

ここでは、公式サイトで示されている情報を起点に、 それをEtherscanで照合するという基本的な流れを解説します。

紫乃

具体例として、USDCというステーブルコインを使って確認方法を見ていきましょう。

公式サイトでコントラクトアドレスを確認

最初に行うのは、プロジェクトの公式サイトで コントラクトアドレスを確認することです。

USDCの場合、Circle社が運営する公式ドキュメントに、 各チェーンごとのコントラクトアドレスが明示されています。

赤枠部分にEthereumブロックチェーンでのコントラクトアドレスの記載があります。

これがEthereumブロックチェーン上でのUSDCの正式なコントラクトアドレスです。

0xA0b86991c6218b36c1d19D4a2e9Eb0cE3606eB48

Ethereumネットワーク上のUSDCの コントラクトアドレスを確認し、 このアドレスをそのままコピーしましょう。

Etherscanでコントラクトアドレスを照合する

次に、公式サイトで確認したコントラクトアドレスを Etherscanで検索します。

Etherscanの検索バーにアドレスを貼り付けて検索すると、 そのアドレスの詳細ページへ移ります。

ここで表示されているのは、USDCのコントラクトアドレスの情報のはずです。

このページで重要なのは、そのアドレスがどのような情報として扱われているかです。

具体的には、公式トークンとして表示されているか、コントラクトアドレスが間違っていないかといった点を確認します。

画像の赤枠の部分を見ると、正式なコントラクトアドレスと、USDCというトークンであるということがわかります。

コントラクトが認証されているか確認する

アドレスが一致していることを確認できたら、 次にEtherscan上で公式情報と矛盾がないかを見ていきます。

具体的には、「Contract」タブを開き、 コントラクトが認証されているかどうかを確認します。

Contract Source Code Verified」と表示されている場合、そのコントラクトの開発者がEtherscanにプログラムを提出しています。

そのうえで、そのプログラムは、実際にブロックチェーン上で動いているコントラクトの内容と一致していることも確認されています。

この表示は、ソースコードが公開・検証されていることを示すものであり、判断材料のひとつとして重要なポイントです。

ただし、「Contract Source Code Verified」と表示されていても、表示の最後に「(Proxy)」と付いている場合は注意が必要です。

Proxyを日本語に訳すと「代理」という意味で、別のコントラクトの代わりに呼び出される窓口のような役割をしています。

そのため、見た目が同じでも、裏側の処理内容が別のコントラクトになっている場合があります。

このような場合、Etherscanの表示だけで中身を正しく判断するのはかんたんではありません。

だからこそ、公式サイトなどで示されているアドレスとEtherscan上の情報が一致しているかを、より慎重に確認する必要があります。

公式サイトで示されたアドレスとEtherscan上の情報を照合するだけでも、怪しいトークンや偽サイトに引っかかるリスクは大きく下がります。

逆に言えば、公式情報を確認できず、認証もされていないようなトークンは、初心者のうちは触らないのが安全だと言えるでしょう。

実際にどれだけ利用されてきたかを確認する

コントラクトの安全性を判断するうえでは、実際にどれだけ使われてきたかも重要な判断材料になります。

Etherscanでは、そのコントラクトでこれまでに発生したトランザクション数を確認できます。

長期間にわたって多くのユーザーに利用されているコントラクトは、短期間で資産を奪うことを目的とした詐欺コントラクトとは性質が異なります。

たとえばUSDCのコントラクトでは、スクリーンショット時点で8,800万回以上のトランザクションが確認できます。

この数字は、長い期間にわたって世界中のユーザーから信頼され、実際に使われ続けてきたことを示しています。

このような利用実績を、詐欺目的のコントラクトが積み重ねることは現実的ではありません。

一方で、作成されたばかりでトランザクション数が極端に少ない場合は、慎重に判断する必要があります。

認証の有無だけで判断するのではなく、どれだけ長く、どれだけ使われてきたかもあわせて確認することで、怪しいコントラクトを避けやすくなります。

よくある誤解と注意点

ここまでの内容を理解していても、判断を誤りやすいポイントはいくつか残ります。

実際によく見られる誤解を中心に、注意点を整理しておきます。

「有名マーケット=安全」ではない

有名なNFTマーケットや取引サービスに掲載されているからといって、そのトークンやNFTが安全だと判断できるわけではありません。

多くのマーケットは、取引の「場」を提供しているだけで、そこで取引できるトークンやNFTの正当性を保証しているわけではないからです。

実際には、作成したトークンやNFTをだれでも自由に出品できる仕組みになっている場合が多いです。

そのため、有名なマーケットに表示されていること自体は、安全性の根拠にはなりません。

「有名なマーケットで取引できるから安全」と思い込まず、最終的にはコントラクトアドレスを確認する必要があります。

名前だけの判断は危険

暗号資産の世界では、名前やシンボル、アイコンといった表示情報は、判断材料としては最も信用しにくい部類に入ります。

これらの情報は、コントラクトの中身とは切り離されており、誰でも自由に設定することができるからです。

そのため、似た名前や見た目であっても、中身がまったく異なるトークンやNFTが存在することは珍しくありません。

だからこそ、名前やアイコンのような見た目では判断せず、コントラクトアドレスを確認する必要があります。

操作を進めると「承認」を求められることがある

表示されている情報だけを信じて操作を進めていくと、売却やスワップなどの操作時に、「承認(Approve)」と表示される操作を求められることがあります。

この仕組みを悪用し、承認させることで資産を抜き取ろうとする詐欺も存在します。

ここでは詳しく説明しませんが、承認は売買やスワップ、送金そのものではありません。

特定のコントラクトに対して、資産を操作する権限を与えるための操作です。

承認を行うことで、詐欺のコントラクトに対して、自分の資産を操作する権限を与えてしまう可能性があります。

内容をよく理解しないまま進めてしまうと、意図せず危険な操作につながる可能性があります。

まとめ|信用すべき判断軸

名前ではなく、アドレスを見る

トークンやNFTの正体は、名前やシンボルではなく、どのコントラクトアドレスに紐づいているかで決まります。

公式が示しているアドレスと一致しているかを確認することが、もっとも基本で、もっとも効果的な判断方法です。

迷ったら操作しない

少しでも違和感を覚えたり、内容がよく分からない場合は、無理に操作を進めないことが大切です。

暗号資産では「今すぐやらないと損をする」場面は、実はほとんどありません。

判断に迷ったときこそ、一度立ち止まって確認することが、結果的に資産を守ることにつながります。

紫乃

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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